長野市にあるくつ下工場『株式会社タイコー』

 

毎日新たな製品が生み出される一方で、靴下工場では大量の糸くずがゴミとして廃棄されています。

靴下を作る過程では、どうしても糸くず(残糸)や余剰在庫が発生してしまいます。

 

ものづくりの現場には新しいものを生み出せる楽しさがある反面、こうしたデメリットも持ち合わせています。

その残り糸に画家のTOMOYAARTSが命を吹き込みカラフルなモンスターを誕生させました。

夜のくつ下工場や街を駆け巡り、イタズラをしかけ、魔法の糸の力で人々を幸せにしていく物語は、クラウドファンディングで絵本になりました。

 

今まで捨てられていたゴミが、世界でひとつの宝物に変わっていく。
残り物には福がある。